ミニマリストなインテリアスタイルとは

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「ミニマリスト」という言葉からどんなことを想像しますか?このスタイルをインテリアデザインで表現する時、どんなイメージが湧いてきますか?海外では一スタイルとして確立されているミニマリスト。無駄のないシンプルなデザインにモノトーンなベーシックカラー、ファニチャーの数も必要最低限で作られることが多いスタイル。今日はミニマリストが表現されているインテリアデザインをご紹介します。

ミニマリストのカラー

白などの静かなカラーをベースに、ファニチャーやクッションなどのインテリア小物に一つ二つカラーを取り入れるのがミニマリスト風のカラーコーディネーション。すっきりでシンプルをキープしつつ、ファニチャーなどの明るいカラーをアクセントに、全体的に引き締まった印象が作り上げられます。まさに外国のインテリに見られそうなスタイリッシュなデザインです。

必要最低限のファニチャーを

ファニチャーは少なければ少ないほどミニマリスト。お部屋で過ごす心地良さや生活感を損なうことなく、レイアウトや使い勝手を考えながら必要最低限なもので作りたいミニマルなスペース。モノトーン調のようなシンプルなカラーのファニチャーを数点使って、煩雑にならないクリーンなデザインに仕上げられたスペースからは、効率の良い動線が自然と作られ動きにも無駄がありません。

クリーンなウォールに一つ二つのアートを

白を基調にしたウォールカラーでミニマリストらしいクリーンなスペース。ダークカラーの床材とファニチャーがお部屋に重厚感を与えマスキュリンなイメージに。ウォールカラーと同系色の白で統一された階段はウォールの一部となって溶け込み、インテリアの邪魔をすることなく、かけられたアートが程よく引き立っています。グリーンな植物を置くことでライブ感が加えられています。

ものは見みせないで収納

クリーンな見た目のデザインでまとめるには、小物を始め煩雑に見えがちなものはできるだけ収納したいもの。そのためには、収納するクローゼとやストレージなどのカラーをウォールと同系色で選ぶのが良さそうです。収納用の棚がウォールと一体化してすっきり見えます。これで余分に収納するためのファニチャーを持つ必要もなく、その分のスペースも有効活用できます。
無駄のないシンプルなデザイン、必要最低限のものだけで作り上げられたスペースからは、時間を有効に使える余裕、余計なことに気をとられることなく家族の団欒を楽しむことができそうなそんな感じがしてきます。モダニズム建築家のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエのモットー、“Less is more”の考え方にあるように、無駄のないことが作り出す豊かなデザインがまさに「ミニマリスト」のスタイルと言えそうです。

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ライター/writer tomoyo