ウォールの中の飾り棚「ニッチ」で、アートなスペースを演出

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「ニッチ」という言葉ご存知ですか?隙間やくぼみという意味の英語からきた言葉。大企業が進出しにくい隙間の市場のことを「ニッチなマーケット」のように表現しその言葉が使われています。住宅やインテリアにおいては、ウォールの一部を凹まして作られた飾り棚スペースのことを「ニッチ」と呼ぶそうです。今日は、アートギャラリーにいるかのようなニッチなインテリアをご紹介します。

ゴージャースなニッチでアートギャラリーなリビングルームに

ホワイトなウォールカラーのリビングルームに作られたニッチ。背面にあしらわれたイエロー・レッドなどのモザイクタイルと天井に埋め込まれたスポットライトが、ゴールドのフィギュアを照らしてお部屋のフォーカルポイントになっています。シャンデリアとウォールに飾られたミラーや絵画とともに、アートギャラリーのようなゴージャースな印象を作り出しています。

玄関のニッチで作る癒しのスペース

ファーストインプレッションを作る大事な役割を果たす玄関には、印象に残るようなユニークさを表現したいもの。ラスティックなカラーのタイルで覆われたウォールで落ち着いた雰囲気が作られたニッチ。埋め込まれたスポットライトに照らされた鮮やかなブルーの切子風な器が大人なシックさを演出してくれています。疲れて帰宅した心や体を癒してくれそうなそんなスペースです。

ライトアップされたニッチでラグジュアリーなベッドルーム

シックな印象のブラックなウォールに作られたふたつのニッチ。お気に入りの小物を飾ったりできるようなスペースになっています。ニッチの中に組み込まれたライトが、ナイトランプの代わりになっています。サイドテーブルを置かずにスペースを有効的に使いながら、ホテルルームにあるような贅沢なベッドルームに仕上がっています。
小さなスペースを使って大きなインパクトを作れる「ニッチ」。ウォールの凹みを利用しているため、お部屋のスペースが有効的に使えるのも魅力のひとつ。カラー、タイルなどの素材、ライトなどの照明効果を組み合わせて、オリジナルなディスプレーをつくりたいもの。ユニークにアレンジされたニッチからは、アートギャラリーを訪れたときのように、五感が刺激されるそんな感性が高まるスペースが出来上がりそうです。

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ライター/writer tomoyo