スキップフロアで空間に動きと広さを!~高低差からうまれる快適な住居空間~

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スキップフロアとは、デッドゾーンを減らし、+αの空間を作り上げる建築方法のこと。具体的に言うと、中2階の空間を作って、フロアに段差をつけることを言います。

スキップフロアは「何ヵ所まで」という規定はなく、家によって一ヵ所だけだったり、何ヵ所もあったりします。スキップフロアによって出来た高低差によって、実際よりも広く見えるという効果も期待できるので、狭小住宅にもよく使われる技法です。

どのようにスキップフロアを活用するかはあなた次第。スキップフロアの可能性を、早速見ていきましょう。

ハンモックという遊び心を加えて

たった一段。その一段で、リビングに個性と抜け感をもたらすスキップフロアはやっぱりすごい。
段差をつけないまま吊るされたハンモックと、スキップフロアのあるリビングにあるハンモック。想像してみると、スキップフロアの影響力がどれほどかということに気づかされます。
また、一段高いスペースには、デッキへと続く階段も設置。スキップフロアの二段使い。なんておしゃれな空間なのでしょう。

夢と想像でいっぱいです。

実際の面積よりも広く見える効果が期待できるスキップフロア。このフロアをどのようにして空間デザインされるのでしょう?
この広さなら、友人を集めてホームパーティをしても絵になります。高低差の部分に腰を掛ける、シャンパングラスを持った人の姿が今にも笑いかけてきそう。
まだ何もないからこそ、たくさんの想像、いや妄想が(苦笑)頭の中で駆け巡ります。

色合いと配置のセンス。参考にさせていただきます。

なんというセンスの高さ。そして、選ぶ家具、床材、色合いのバランスの良さ。空間とスキップフロアが溶け合って、完全に一つの空間となっています。「他の部屋はどんな雰囲気なんだろう?」と思わず好奇心を抱いてしまうほど、この空間デザイン、最高です。
いかがでしたか?一言で【スキップフロア】と言っても、段数や色合い、配置によって生まれる空間は千差万別です。空間が実際より広く見える。仕切りの代用としても使える。家族の気配を感じる安心感。昇降運動で運動不足解消!なんて使い方もありそうです(笑)

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ライター/writer midori