緑が豊かな空間は、わたしたちの生活に彩りと癒しを与えてくれます。春から夏にかけて外で時間を過ごすのが心地よい季節でもありますので、テラスや中庭でガーデニングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
今回は、様々な住宅の庭や玄関回りからヒントを得て、草木、花のある生活を取り入れるためのアイデアを4つご紹介します。
夏からは家庭菜園やガーデニングを始めてみるのもよいのではないでしょうか。
イングリッシュガーデンのようなリッチな気分の庭
庭の中央部分がレンガ敷になっており、お茶などを楽しむためのティーテーブルや椅子が配置されているイングリッシュガーデンのような庭。
レンガ敷の部分を囲みように芝生が広がり、その周りには色とりどりの草花が植えられていて、テラスに一歩出れば、自分だけでのプライベートガーデンが楽しめます。
庭で育てたハーブを利用してハーブティーを作ってみたり、トマトなどに彩りがきれいな野菜を育てたりと、新たな趣味も見つかりそうな空間です。
空間に彩りを与える花に溢れたガーデン
庭の中心部分に花壇を配置し、中央部分にカラフルな草花を集中させることで全体的にすっきりとした印象を与えつつも緑豊かな空間が表現されています。
写真の住宅のようにガーデニングライトを設置することで、昼夜関係なくガーデニングが楽しめます。また、花壇のまわりに外用テーブルや椅子を配置すれば、昼はお茶を飲みながら日向ぼっこできる空間に、夜はお酒を飲みながらリラックスできる空間に、そして週末には友人も集まってパーティーができるような、さまざまなシチュエーションで活用できるガーデンスペースになっています。
室内にいながら四季が感じられるガーデン
中庭を設けることで、各部屋から四季折々の緑が感じられる空間になっています。写真の住宅のように中央部分にシンボルツリーを植え、その周りを取り囲むように四季を感じさせる草木を植えれば、室内にいながらも四季の移り変わりが感じられる空間となっています。広々としたガーデンがなくとも、家の中心部分に中庭のスペースを設けることで、家の中心的空間になります。
海外風のバラのアーチがユニークなアプローチ
訪れる人の心をハッとさせるような白いバラのアプローチがある住宅の例。玄関アプローチ部分にガーデニングスペースを確保できる場合は、外にいる人からもみることができるので、常に緑豊かに保ちたいものです。
また、花が枯れてしまう季節には手入れをしっかりとすることも重要です。秋から冬にかけてガーデニング空間が寂しくならないよう、紅葉するようなシンボルツリーを1本植えておくと、春夏とは違った季節の趣を感じることができるはずです。
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ライター/writer 栗原