「間仕切り」がもたらす快適空間。家族皆が心地良い住まいづくりのヒント

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空間を開放的に使いつつ、その一角に個室のようなプライベートスペースが欲しいと思う方は多いのではないでしょうか。空間を緩やかに仕切る「間仕切り」を工夫すれば、そんな理想が簡単に叶います。今回は、間仕切りに注目して、家族が良い距離感で過ごせる住まいづくりのヒントを探っていきましょう。

可動本棚でつくるおしゃれな間仕切り

壁面の可動本棚を小上がりの前面まで引き出し、間仕切りとして活用しています。リビングの一角を可動本棚によって間仕切りすることで、気軽に本を手に取れるだけでなく個室のようなプライベート感も演出しています。

ただの扉にするのではなく、フェイスアウトのディスプレイができる本棚を備えたアイデアは斬新です。

プライベート感も明るさも諦めないモダン間仕切り

モダンな格子状の間仕切り。緩やかに仕切りながらも、リビングからキッチンに向けて光が届くので、明るさはじゅうぶんにキープできます。プライベート感は守りたいけれど、室内が暗くならない間仕切りを探している、という方におすすめのアイデアです。

例えば、リビングで子どもたちが遊んでいる様子を、さりげなく母親がキッチンから見守る。そんな暮らしの風景が見えてきます。

クローゼットがないなら間仕切りでつくってしまおう

スペースが限られているため、収納が少ないという寝室は多いのではないでしょうか。もともと収納がない部屋に収納をつくるなら、間仕切りの設置が有効です。

こちらのお宅では、クローゼットスペースを間仕切りによってつくり出すという斬新なアイデアを採用しています。壁を設けるだけで、ウォークインクローゼットのような使いやすい収納が実現。見せたくない細々としたモノをを壁が隠してくれるので、圧迫感がない居心地の良い寝室に仕上がります。
間仕切りを活用すれば、家族の気配を感じながらも、程よいプライベート感が得られます。勉強や作業に集中したいときや、個室感が欲しいベッドルームなども、間仕切りは活躍してくれますよ。

今回は、設計の段階で間仕切りを設置したアイデアをご紹介しましたが、模様替えなどで取り入れる際は、カーテンやブラインド、自立式のパーテーションなどさまざまなアイテムが有効です。ぜひ、気軽に取り入れてみてください。

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ライター/writer naomi
タグ:間仕切り