近年、自分らしい住まいを求める30代を中心に、ブルックリンインテリアを源流とする「男前インテリア」が人気を集めています。無骨でクール、そしてDIYで温かみを添えた空間には、「古いもの」が効果的に取り入れられています。
古き良き時代の空気をまとったヴィンテージアイテムは、そこにあるだけで深みのあるインテリアに導きます。今回は、ヴィンテージアイテムにマッチする内装のアイデアや、家具選びのコツに触れながら、男前インテリアのつくり方をご紹介します。
育てる楽しさを感じるレザーソファを取り入れる
上質感漂うレザーアイテムは、ヴィンテージアイテムの代表格。特に、ソファは、家具のなかでも空間で存在感のあるアイテムのためこだわりのある方も多いのではないでしょうか。
ブルックリンインテリア風の空間づくりなら、無垢材やアイアンを組み合わせてつくられた、シンプルなテーブルや収納家具と合わせるのがおすすめです。レザーソファとともに経年変化を楽しめる家具なら、使い込むほどの味わいを増し、育てる楽しさを感じられるでしょう。
レンガ壁をアクセントに
木の素材感をそのまま活かした素朴な内装がかえってクールさを漂わせています。木をふんだんに取り入れたナチュラル感のなかに、アイアンやレザーを取り入れ、エッジを効かせるテクニックはぜひ参考にしたいところです。
こちらのお宅でもうひとつ注目したいのが、レンガ壁。ブルックリンインテリアの主要なアイコンとしても、登場頻度の高いアイデアです。古いけれどクール、価値を感じられるヴィンテージアイテムを据える空間に、レンガの無骨な風合いが自然になじみます。
タイルなら気軽に取り入れられる
レンガよりもよりスタイリッシュに仕上げたい方は、こちらのお宅のようにコンクリートブロック調のタイルを取り入れるアイデアも。普通のコンクリートブロックでは、重量も加工が難しい場合もありますが、タイルなら軽量なため気軽に取り入れられます。
DIYと自分らしさを盛り込むのがポイント
男前インテリアに仕上げる大きなポイントは、自分で手を加えること、自分の感性で好みのものを組み合わせることです。自分らしさを演出するインパクトたっぷりの雑貨選びや、古木やスチールを組み合わせた雑貨のDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらのお宅のように、個性的なラグや雑貨、ヴィンテージ家具をミックスすることで、味わい深い奥行きのある空間が生まれます。ルールにとらわれず、自由な発想でインテリアを楽しみましょう。
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ライター/writer naomi