1日の終わりにゆっくりとお風呂に浸かる。せっかくですから無難なユニットバスではなく、こだわりのお風呂を作ってみてはいかがでしょうか。温泉の露天風呂のようなお風呂が理想!あるいは明るく光が差し込むお風呂がいい!たとえ都心の住宅密集地でも、工夫次第で理想に近づけることは可能です。体だけでなく心もリフレッシュするために。ぜひお気に入りのお風呂を見つけてみましょう。
雑木林に囲まれたラグジュアリーな半露天風呂
洗面カウンターの先にあるのはバスタブ。床材を落ち着いた色のタイルで統一することで、ラグジュアリーな空間になっています。
洗面カウンターとの仕切りはガラスの壁とガラスの扉。お風呂の先には緑の森が広がります。引き込み戸を全開すれば開放感たっぷりの露天風呂気分が味わえるという贅沢な空間。自然の音に耳を澄ませながらのんびりお風呂で至福の時間を過ごせます。
緑に囲まれた環境であれば、こんなお風呂もいいですね。
視線の先は海!リゾート気分たっぷりのお風呂
海が見える高台に建つ家は、家全体から海を眺められる開放感ある作り。お風呂に浸かっている間も視線の先には海が広がります。
清潔感あふれる白いタイルとスイス漆喰、真っ白なバスタブ。床から天井までいっぱいのガラス戸をあければ、潮風を感じながらの半露天風呂でのんびり過ごせます。毎日がリゾート気分で過ごせるこんな暮らし、憧れますね。
光と風を取り込むハイサイドライトと通風窓
大きな窓のある開放感たっぷりのお風呂もいいですが、都会の住宅地ではなかなかそうもいかないもの。隣の家と隣接していたり、外からの視線が気になったりするものです。
でもやっぱり、光と風が入る浴室がいい!という人におすすめなのが、ハイサイドライト。浴室いっぱいに明るい光が差し込んで気持ちの良い空間になりました。さらに出窓を設け、視線が気にならない場所に風抜き用の窓を設置すれば通風の問題もクリアできます。出窓部分はグリーンを置いたりちょっとした椅子代わりにしたり。使い道も広がります。
山桜を鑑賞するための天井の高い空間
浴室の窓は横長のものが多いですが、こちらの浴室は山桜の木を丸ごと1本眺めるための縦長の窓が印象的。天井から床まですべて窓にしてしまいました。額縁効果で山桜の美しさを引き立てます。
縦長の天井高一杯の開口を確保するため、浴槽は床への埋め込みになっています。さらに、木製サッシを開け放って露天風呂気分を味わうこともできるというおまけ付き。
ゆっくりお風呂に浸かりながら眺める桜の木は、春だけでなく夏の緑、秋の紅葉とさまざまな姿を見せてくれることでしょう。
坪庭でちょっとした露天風呂気分はいかが?
浴室の前には大きな坪庭。大きな木製のガラス戸をフルオープンにすれば、半露天風呂気分が味わえます。浴槽は高野槇、浴室の天井と壁はカナダ杉をふんだんに使用。そのため、坪庭のウッドデッキと植栽との間に統一感があり、まるで坪庭まで浴室が続いているような雰囲気です。
夕闇の空を眺めながらのんびりと湯船に浸かれば、1日の疲れも吹き飛びそうですね。坪庭を利用すれば住宅密集地でも取り入れられるデザインです。
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ライター/writer okunaga